睡眠時無呼吸症候群って？

いわゆる“いびき”。寝ている間に呼吸が浅くなってしまう病気です。
当院では、そうした睡眠時無呼吸症候群のご相談もお受けしております。

ご家族や、一緒に生活している方に、
「いびきがうるさい！」と言われている人はとっても多いのですが、
睡眠中に発生するいびきを自覚することは、実は極めて難しいんです。

いびきをかいていると一見、ぐっすり眠っているように見えますよね。
しかし実際には、空気の通りが悪くなってしまうことが原因でいびきを発生しているため、
呼吸が抑制され、眠りが浅く、睡眠不足に陥っていることがとても多いんです。
一時的な軽いいびき程度であればそれほど問題にはならないと思いますが、
毎晩いびきをかいて眠っているような方や、
「呼吸が止まっている」などというときには、身体機能にも特に注意が必要です。

いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因は主に肥満、
アルコール、加齢、鼻疾患、小顎などで、空気の通り道「気道」が圧迫され発症します。
重度の無呼吸症候群では５年後の生存率は約８０％（死亡率約２０％）とされています。

当院ではそうした方へ、スリープスプリントの使用をご提案しています。